「人に教えられる=本当にわかっている」――ラーニングピラミッドが示す、学びの本質とは?

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こんにちは!

群馬県高崎の塾『学習塾ACT』の塾長 斎藤です!

 

当塾は小学生(5・6年生)・中学生・高校生を対象とした個別指導の塾です。

このブログでは、高崎市の学習塾『学習塾ACT』が、どのような塾かをご紹介いたします。

 

さて、本日は「人に教えられる=本当にわかっている」――ラーニングピラミッドが示す、学びの本質とは?

についてのお話です。

 

記憶に残る学び方は、「教えること」にある

「ラーニングピラミッド」という言葉をご存じでしょうか?

 

アメリカの研究機関が提唱したこの図は、学習定着率の違いをピラミッド型で表したもので、最も記憶に残りやすい学習方法が何かを示しています。

 

その結果によると、上から順に「講義を聴く」「読む」「視聴する」などの受動的な学びほど定着率が低く、逆に「自ら実践する」や「他人に教える」といった能動的な学びほど記憶への定着率が高くなることが明らかになっています。

 

特に「人に教える」ことは、90%という非常に高い定着率を誇ります。

 

つまり、「誰かに説明できる」ということは、その内容を本質から理解できている証拠なのです。

 

ACTが「答え」よりも「説明力」を大切にする理由

このラーニングピラミッドの考え方は、ACTの指導方針とも深く関係しています。

私たちが目指しているのは、ただ問題の答えを当てる力ではありません。

「なぜそうなるのか?」を説明できる力、つまり“思考の筋道”を言葉にできる力を重視しています。

たとえば数学の問題でも、「この公式を使ったから正解」では終わらせません。

その公式がどうして使えるのか、なぜその考え方が成り立つのかを自分の言葉で説明できるように指導します。

その背景には、「わかったつもり」で終わらせず、「誰かに教えられるレベル」まで理解を深めることが、本当の学力につながるという考えがあります。


ACTでは、そのための対話や確認の時間を大切にしながら、生徒一人ひとりの“思考の質”を高めていく学びを提供しています。