なぜ勉強は必要なのか?

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こんにちは!

群馬県高崎の塾『学習塾ACT』の塾長 斎藤です!

 

当塾は小学生(5・6年生)・中学生・高校生を対象とした個別指導の塾です。

このブログでは、高崎市の学習塾『学習塾ACT』が、どのような塾かをご紹介いたします。

 

さて、本日はなぜ勉強は必要なのか?についてのお話です。

「勉強って本当に必要なの?」

誰もが一度は考えたことがある問いかもしれません。

テストの点数や受験のためだけに思える「勉強」。

でも、私が社会に出て、現場で働き、たくさんの人と接してきた中で感じたのは、

「勉強とは、考える力を育てるもの」だということです。

 

新入社員の教育係として

私は以前、メーカーでエンジニアとして働いていました。

その時に高卒で入社した新入社員の教育係を任されたことがあります。

彼らはとても素直で、「一生懸命頑張ります!」と前向きに努力していました。

 

でも3年もたつと『仕事がつまらない』と感じ始め「もっと勉強しておけばよかった…」

何人もの人からこんな言葉を聞いたことがあります。

 

ある日の出来事

ある日、二人の後輩にこう問いかけました。

「この不具合、なんとか改善できないかな?」

1人の後輩は「数日、検討させてください」と答え、

もう一人の後輩は「どうやればいいんですか?」と逆に聞いてきました。

もちろん、これは個人差もあります。

でも、「まず自分で考えてみる」という姿勢があるかどうかは、

やはり学生時代に「勉強に向き合ってきたかどうか」が大きく影響していると感じました。

これが、私が塾をやろうとした理由の一つです。

 

勉強は、考える力を鍛えるもの

私は会社で『仕事とは改善活動だ!』そう教えられました。

そして、勉強もまた「改善の連続」ではないでしょうか?

  • なぜ間違えたのか?
  • どうすれば次はうまくいくのか?
  • 他にもっと良い方法はないか?

こうした問いに向き合う習慣は、学校の勉強を通じて育まれます。

ただの暗記ではなく、論理的に考えたり、情報を整理したり、

自分の頭で答えを導き出す力が、社会に出て本当に役に立つのです。

 

スポーツでは身につかない

「スポーツからも学べることはあるのでは?」

もちろんその通りです。一流のアスリートは、自ら考え、技術も思考も磨いています。

ただ、多くの人は「スポーツは好きでやっている」もの。

好きなことに取り組む中では、考える力よりも感覚や慣れに頼ることが多くなりがちです。

 

でも、勉強は違います。

「できれば避けたい」と思うようなものだからこそ、

そこに立ち向かうことで、本物の「考える力」が育つのです。

 

勉強は才能?

走るのが速い、背が高い――そんな風に、勉強もある意味「才能」かもしれません。

だから、誰もがトップ校に入れるわけではありません。

でも大切なのは、他人と比べることではありません。

「自分の壁を超えること」です。

 

一つ壁を超えると、新しい景色が見えてきます。

「できればやりたくないこと」である勉強に取り組み、乗り越える経験。

それこそが、勉強の本当の意義ではないでしょうか。

 

まとめ

勉強は、点数や順位のためだけのものではありません。

それは、人生を前向きに生きるための「考える力」を育てる道のりです。

そしてその力があれば、

人に頼られ、

壁を乗り越え、

納得のいく生き方ができるようになります。

勉強とは、人生を前に進める力を身につけること。

私はそう信じています。