成績が伸びる！ACT式・正しい勉強のやり方（第４回）
群馬県高崎市の学習塾ACTです
こんにちは！塾長の斎藤です。
学習塾ACTは小学生(5・6年生)・中学生・高校生対象の個別指導塾です。
このブログでは、高崎市上並榎町の『学習塾ACT』の塾長斎藤が、学習や教育に関する考え方、塾での取り組みなどについて発信しています。
さて、本日は『第4回：効率の良い勉強法 ― 読む勉強の力』についてのお話です。
『第4回：効率の良い勉強法 ― 読む勉強の力』
このブログでは、成績を伸ばすための勉強法を 全8回シリーズ でお伝えしています。
「頑張っているのに結果が出ない」
「勉強しても頭に入らない」
そんな悩みを抱える生徒に共通するのが、「効率の悪さ」です。
時間をかけて書いて覚えるよりも、短い時間で何度も繰り返す。
今回は、そのための具体的な方法――書く勉強よりも「読む勉強」です。
書く勉強よりも「読む勉強」
多くの生徒が「書かないと覚えられない」と思い込んでいます。
しかし考えてみてください。
役者がセリフを覚えるのに台本を書いて覚えますか？
違いますよね！何度も読んで覚えるはずです。
学習は「インプット（理解）→再構成→アウトプット（出力）」の流れで行われますが、
この中で“読む学習”はインプットから再構成までを短時間で何度も繰り返すことができ、
結果として記憶の定着が格段に上がります。
読む勉強の基本
「読む」とは、ただ眺めることではありません。
五感を使って読むことが大切です。
- 目で見て
- 声に出して
- 耳で聞いて
- 指でなぞって
- 頭で理解する
このように「体を使って読む」ことで、記憶はより強く残ります
教科別の「読む勉強」活用法
■ 社会・理科・英文法
ワークにピンクペンで先に答えを書き込んでしまいましょう。
その上で赤シートを使い、答えを隠して何度も読む。
覚えたと思ったら、次の日に「書いてテスト」してみます。
書くのは最後。
まず「読む → 覚える → テスト」の順番が効率的です
■ 英単語・漢字
こちらも同様に、先にピンクペンで答えを書いて読む。
読む段階で頭に入っていれば、わざわざ何十回も書く必要はありません。
もちろん最後には書いてテストは必要ですよ。
■ 数学
まずは解説を読んで、自分の言葉で説明できるまで練習します。
問題を見た瞬間に「この考え方だ」と頭に浮かぶようになるまで、
声に出して説明してみましょう。
「読む勉強」は工夫次第でどこでもできる
「学校に提出するから、ピンクで書くのはちょっと…」という場合は、
解答欄の外にピンクで書くなどの工夫をすればOKです。
大切なのは“繰り返せる形にすること”です。
効率的な勉強の流れ（まとめ）
- 問題を見る
- 答えを見る
- 解いてみる
- 自分に解説する
- 1分以内にイメージできなければ質問 or あきらめる
- 答えを見て理解できたら、赤シートで隠して繰り返し読む
- 最後に書いてテストする
この流れが、ACT式の「最短で成果を出す」勉強法です
まとめ：読む勉強で「量×回数」を増やす
勉強時間は有限です。
同じ1時間でも、書いて1回より、読んで8回の方がはるかに多くのことを吸収できます。
読む勉強を習慣化すれば、
「繰り返しが苦にならない」
「時間が足りない」
が自然と解消されていきます。
✍️ 次回は 『第5回：やってはいけない勉強方法８選』。
せっかく頑張っても成果が出ない――
そんな「間違った努力」を防ぐために、注意すべき8つの勉強法を紹介します。
次回も、ACTが実際の指導で成果を上げてきた「本当に変わる勉強法」をお届けします。
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